優秀な短距離走スプリンターの殆どがRR型やRX型だった

優秀な短距離走スプリンターの殆どがRR型やRX型だった

ジャマイカやアメリカの短距離スプリンターの筋線維タイプはほぼRR型またはRX型だった

ウサイン・ボルトやアサファパウエル、ネスタカーター、ヨハンブレーク、スティーブマグリスなどを輩出しているジャマイカは短距離大国と言われています。

 

ジャマイカのスプリンターのACTN3遺伝子解析結果で分かったのは大半のスプリンターがCC型(RR型)というタイプだったのだそう。
これは3種類の筋線維タイプの中で最も瞬発力のあるタイプです。

 

CC型のCCとは、DNA塩基配列のシトシンを二つ保有しているという意味。
※CCはRR型、CTはRX型、TTはXX型にあたる。TTはチミンを2つ保有しているという意味。

ジャマイカ人スプリンターの強さの秘密

ジャマイカ人スプリンターのほとんどが速筋タイプ(CC型)だった。
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この分布円グラフを見ても分かる通り、114人中86人が最も瞬発力に適したCC型(RR型)で25人がCT型(RX型)、3人がTT型(XX型)だったそう。

 

パーセンテージで表すと75%:22%:3%といった割合です。

 

この、ジャマイカの一流スプリンターのCC型の多さは世界規模で見て異常と言えます。

 

何故なら日本人の中には筋繊維タイプがCC型の人は全体の19%しか存在しないからです。

 

因みに、元オリンピック100m走銅メダリストの朝原宣治選手もCC型だったそうです。

 

CC型は速筋繊維の中に含まれるアクチニン3タンパク質が多く造られるため速いスピードでの筋肉の収縮に耐えられます。
その為、短距離走では有利に働くのです。

 

一方で、このアクチニン3タンパク質が筋繊維内で造られないTT型の人は100m走で世界レベルの活躍は難しいと言われています。

 

つまり、TT型の人にとってはオリンピックのような国際的な大会などで優勝出来る可能性はかなり低く、100m走でメダルを獲得する事は至難の技であると言えます。

 

しかし、TT型の日本人スプリンターでも10秒4台を出している方も居られるそうなので日本国内の陸上大会に出たり趣味程度に短距離走をやる分には何ら問題がありません。

 

ジャマイカ人スプリンターとアメリカ系黒人スプリンターのRR型の出現頻度はほぼ同じ。

RR型の割合はジャマイカだけでは無くアメリカのスプリンターにも共通しているそうでアメリカの黒人スプリンター113人の筋繊維タイプを調べた結果、79人がCC型、32人がCT型、2人がTT型だったのだそう。
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パーセンテージで換算すると70:28:2の割合になります。

 

アメリカ系黒人スプリンターで有名なのは・・・
カールルイス、モーリスグリーン、タイソンゲイ、ジャスティンガトリン
因みに、ナイジェリア人のスプリンターを調べてもほぼ同様の割合だったそうです。

 

  • DNA塩基配列にRが一つでも入っている事が瞬発力に貢献している。
  • ジャマイカ人スプリンター、アメリカ系黒人スプリンター、ナイジェリア人スプリンターたちは皆ほぼRR型、RX型が多く、XX型は極端に少ない。
  • 陸上100m走でメダルを獲得しているのは上記の人種のスプリンターである。

この事実から考察するに筋繊維タイプが我々人類の瞬発力を決定しているという事はほぼ間違い無いと思われます。

 

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